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2009
29

ベルセルク34巻 

ここ1週間は継続して読んでいるマンガの最新刊が立て続けに発刊。
なんか妙~~に発売時期が被ってますな。

今週買った漫画・・・
ベルセルク34巻
ヴィンランド・サガ8巻
無限の住人25巻
大奥5巻

ちょっと前ですが
セブンシーズ16巻
チェーザレ7巻
海獣の子供4巻
魍魎の匣3巻
バカボンド31巻・・・などなど。

なんか並べてみるとマンガばっか読んでるな。


以下、ベルセルク34巻の感想(ネタばれあり)

ベルセルク

コンビニで購入。
ベッチーの特製カバー付(嬉しいかどうかはさておき)
ああ、ベルセルクとも長い付き合いになっちまったナー。
冊数が増えると、かさ張って仕方ないので何度も処分しようとしたのですが、
そのたびに読み返して、しまい込むの繰り返し。やっぱり捨てられないよー
もう10回以上は読んだな、うん。一生付き合うことになりそうだ。

さてさて、休載も多く、ファンの間では「果たして最終回を見ることができるのか?」と
危ぶまれているベルセルクですが(作者本人も弱気な発言をしてたりして)
34巻が今までとは違うなと感じたのは、まず極端にコマをなくして1枚の画として見せていたこと。
これでもか!と見開きで描き込まれた絵に圧倒されまくり。もはやマンガではなく画集。
やたら理屈っぽい説明的な独白が重なって、広げた大風呂敷をたたもうとしているように感じたのですが??
期待持ちすぎでしょうか?
それともここからまたグズグズな展開になっていくのでしょうか??

あいかわらず、グリフィスがドコに向かおうとしているのか(自分の国を造ろうとしていることは終始一貫していますが)ナニを考えているのか???
カリスマの頭の中は一般人には理解できないというところでしょうか。
原因がどうあれグリフィスは己の目的のために仲間を見限った冷血漢ですが、
といって悪人という括りにもできず、ひょっとして実はものすごく高尚な目的のために
突き進んでるのかもと思ってみたり。

善悪や倫理や主義主張はその立場や時代や背景によって違うのは当然で、
ガッツの敵はグリフィスと見えても、実は目指すところは双方とも同じということもあり得ます。
そしてここまでのところ、物語の英雄に相応しいと見えるのはガッツよりもむしろグリフィスでしょう。
彼に従う使徒たちもゾッドや狩人さんを始め何かカッコよくない?
でもって今まで対極にあった人間と使徒が一緒に魔と戦う光景に軽く感動。

敵や脅威の側から見るとグリフィスは全能なうえ、懐柔することも利用することも難しい人物(人と言っていいのであれば、ですが)
一方のガッツはというと、善なる者として悪を倒すべく努力している存在などではなく、当面の目的はというとキャスカを救うことのように見えます。
彼はあらゆる困難にめげず、労苦を厭わず、苦痛に耐え絶望に屈せず進み続けます。
しかしこの主人公ときたら自分の命を軽く扱う傾向があるので
グリフィスのところにたどり着けるのかどうかさえも疑問。
ガッツがグリフィスと再会したら何が起きるのか(あんな神々しいカリスマにどう立ち向かうってのか・・・)そしてキャスカはどんな役割を果たすのか、
物語は終局となる結果と目的へと進んでいることを願いつつ次巻を待ちます。

有隣堂で原画展をやってるらしい。
4カ所で同時開催ってことは全部で何枚の原画を展示してるんだろうか?
見に行かなければ・・・!!